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世界の光・親鸞聖人の教えを世界に! 夢は大きく、現状には厳しい目を!
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 先日の中外日報の一面は、まさに本願寺派の苦しい事情を
スッパ抜くような報道でした。
「Net縁(えにし)」という名の、寺院後継者をさがす組織
が、いよいよ動き始めました。
 かつてNHKが「寺が消える」という特集番組まで放送した
ように、真宗寺院では、東西とわず、後継者難で、苦悩してい
ます。あるいは、住職の後継者はいるが、奥さんがいない、だ
から、その次の後継者の目処が立たない、あるいは、経済的に
立ち行かないなど、讃嘆たる状況です。

 そこで、何とか寺院後継者をさがそうということで、中には
「団塊の世代が、退職後、第二の人生として、僧侶になろうと
いう人があれば、その受け皿になりうる」
というような、淡い希望も含めて、今回の組織の立ち上げとな
ったのでした。
 無住寺院となり、やがて荒れ果て、朽ちてゆく寺院の数は、
全国で数え切れません。跡継ぎがいない、何とかしなければと
立ち上がるご門徒もいない寺は、まさしく「消えてゆく」だけ
です。

 なぜ、そうなるのか。
「自信教人信」の熱意に燃える人材が、宗派内に育っていない
ことに尽きるのです。
 横に歩く親ガニが、子ガニに、「タテに歩け」と言っても、
詮無いことでしょう。
「燃える人材がいない」のは、そういう布教がなされていない、
伝道の闘士がいないからではないでしょうか。
 かつて、熊本の伝道の勇士、吉村隆真師のすばらしい決意を
紹介しました。このような闘士が、全国で立ち上がってこそ、
宗門の未来は開かれるのではないでしょうか。
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布教専従のみなさんにエール
 熱意にあふれた僧侶がいない、とのことでしたが、
最近は、本派でも、布教研究専従員という名で、
若くて意欲のある布教使さんが研鑽されていると
聞いています。
 それこそ私ははしくれなので、詳しいことは分
からないのですが、頑張っておられるようです。
 私は、期待しています。
 もう、この際だから、西だとか、東だとか、
高田派だとか、親鸞会だとかの、ワクを取り払って
宗祖の御心を明らかにする人たちで、大同団結を
めざす時期ではないでしょうか。
 私ごときが偉そうなことは言えませんが、そう
いうときのように、思います。
寺族のはしくれ 2007/10/25(Thu)16:43:33 編集
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1960/10/31
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